前回の記事で車検仕様になり、おそらく車検は通るようになったアイアンさんですが各所、点検が必要です!
車検自体は自分でユーザー車検しますが点検はちゃんとしたところでしたほうがいいかな?
思い、ディーラーに点検だけできるか確認してみた
高!
私は特にメンテナンスパックとかはいっていないのでこれくらいかかるそうです!
てかユーザー車検費用より高いやん!
ちなみにユーザー車検の費用は2万円前後です。
ということで点検も自分でしましょう!
どうやって点検する?
ユーザー車検を受けるには点検記録簿が必要です。なのでこの記録簿を元に点検していこうと思います。
点検記録簿はネットで探せば簡単に手に入ります
ダウンロードはコチラから
・一般的なバイクの記録簿
・ハーレーの基本的な記録簿
・スプリンガー車用の記録簿
今回はコチラの記録簿(スプリンガー車用)を元に各所点検していこうと思います
素人なのでちゃんとした点検にはなってないかもですがやらないよりはいいので気休め程度にやろうと思います。
それでは点検していきます。
エンジンの点検
・エンジンオイル、フィルターの点検
量はいいですが汚いですね。距離は走ってない(1000kmくらい)ですが、前回、交換してから1年くらい経っているので交換ですね!
オイルはサイドスタンドで車体を倒した状態で計測します
エンジンオイル交換の記事はコチラ
・エアフィルターの点検
現在、着けているエアフィルターは湿式なのでエアブローはしちゃダメなのです!
そんなに汚れてなかったので目に見えるゴミだけ取り除きました。汚れて黒くなってたらメンテナンスキットできれいにしましょう
エアフィルターメンテナンスの記事はコチラ
・アイドリング回転数の確認
スポーツスター のアイドリングの初期設定は1000に設定されてます。
メーターでも確認できますが現在のメーターだと詳しくみれないのでFP3で確認します。
マフラーを純正に戻すとともにインジェクションの設定も初期設定にもどしたので1000前後をたもってます。安定してれば問題ないです
・スロットル/エンリッチナーの調整
この項目はアクセル系統の確認です。細かい点検方法はようわからないのでとりあえずアクセルを回してレバー、ワイヤー、スロットルボディに違和感がないが確認して、必要に応じてワイヤーの調整を行います。今回は問題なさそうなので調整はなしです。
・エンジンマウントボルトの規定トルクでの締め付け
スポーツスター はエンジン下部の前後2箇所で固定されています
それぞれが規定トルクになってるかチェックしていきます
正確なトルクメーターを持っていないのし、そもそも規定トルクがわからない、ボルトにアクセスするのにいろいろ外さないいけないし。。
とりあえず緩みやガタがないか確認して、問題無さそうなのでOKにします。
・スパークプラグの点検
プラグを外して状態を確認
前
燃料薄めですがまぁ大丈夫でしよう
後
こっちも同じ感じですね
ギャップを図って戻します
スポーツスターのギャンプの適正値は0.97~1.09mm
こんな工具があると便利です
固着しないようにシーズ塗ってもどします
エンジン周りの点検はコチラでも書いてるのでよかったらご覧ください
動力伝達装置
・ドライブベルトの点検と調整
ベルト式なのでチェーンみたいにこまめなメンテナンスはいらないです。張り具合や損傷がないか確認して問題なければOKです
・プライマリー周りの点検
プライマリーの中はこのインスペクションカバーを外すと中の様子がわかります。チェーンの張り、オイルの状態を確認します。
問題ないです
オイルの交換も今度で良さそうです
ちなみにスポーツスター はプライマリーとミッションが一体型なのでミッションオイルの点検はなしでOKです
ミッション/プライマリーオイルの交換の記事はコチラ
・クラッチ調整
レバーを握って変な遊びがないか確認します。緩みなのどがあればここで調整します
・スプロケットの点検
スプロケ(プーリー)には破損やガタがないか確認
フロント側はマフラーを外さないと確認できないのでマフラー交換時にみときました
ステアリング装置点検
・ステアリングヘッドベアリングの調整/給油
アッパー、ロアのベアリングに損傷がないか?グリス切れしてないか?確認します。本当はスプリンガー本体を取り外して点検したほうがいいですが外傷はないし、面倒なのでよしとします。
・スプリンガーのロッカーベアリングの調整
ロッカーベアリングはここら辺ですが調整をどうしたらいいかよくわからんので各所、可動部のグリス切れがないか確認しておきます。
そもそもスプリンガーのメンテナンスのやり方がよくわからんので専門店に聞いてみます
ブレーキ点検
・ブレーキフルードの量と状態の確認
フルードは前後それぞれブレーキマスターがあるのでそこから確認ができます。
前
ちと汚くなってますね、3年交換してないので交換します
後
前よりはキレイですがこれも交換ですね
・ブレーキラインからのオイル漏れ点検
ブレーキマスターからローターまでラインをみて漏れがないか確認
・ブレーキパッド、ディスクの確認
まずはパッドの残量の確認。前後とも上から目視で確認できます
前
フロントは1000kmも走ってなのでまだまだありますね
後
リアは減ってはいますがまだ大丈夫そうです
・リアブレーキペダルの点検と調整
ブレーキペダルの動きに異常がないか?あそびは適正か?確認して問題がなければOKです
足回り点検
・リアショックアブソーバの状態
破損やオイル漏れがないか?取付ボルトに緩みがないか?確認して問題がなければOKです
・リアフォークピボットナット
ピボットナットとはスイングアームを取り付けているとこのナットです。スポーツスター はエンジンマウントボルトも兼ねています。緩みがなければOK
ここまでやってみて
とりあえず記録簿に書いてある項目を点検していってるのですが
まぁ素人なので
ただ見てるだけですね
明らかな異常は見ればわかりますがちょっとした異変は長年の経験が必要です
とりあえず消耗品は車検後に交換しようと思います。
まだ点検箇所はありますがちょっと長くなったので残りの点検箇所は次の記事にしますね♪
動画もあります
動画でも点検の様子を撮影してますのでよかったご覧ください
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